Long Story【第2章】WFD(ワークフォースダイメンションズ)の登場
こんにちは!Ataway Kronos チーム の Noah です。
今回は、最終章、今回は「WFD の登場」となります。
なぜ開発されたのかも書いてあるので是非お読みください!
第2章 : WFD(ワークフォースダイメンションズ)の登場
* 以下、「WFC」、「WFD」と記載
第2章 : WFD (ワークフォースダイメンションズ)の登場
WFD はなぜ開発されたのか – 開発計画 –
Kronos 社が世界で一番人気の勤怠管理製品を開発し、販売してきましたが、世界シェア No.1 とはいえ他のベンダからもたくさんの勤怠管理製品が市場に出回り、似たような機能を持つようになってきました。Kronos 社のメンバーはより働く人や管理する人目線からユーザビリティ*1 に特化したシステムを開発しようと検討を始めました。
ライバルベンダ*2 の場合、一からシステム開発をする必要がありましたが、Kronos 社は高度な技術、これまでの経験と知識を活用し、Web 2.0 を利用したユーザビリティに溢れる製品の開発を計画し開発を始めました。その製品の開発時より、WFC を抜くことは既にわかっていました。
*1 ユーザビリティとは、機器やソフトウェア、Webサイトなどの使いやすさ、使い勝手のこと。利用者が対象を操作して目的を達するまでの間に、迷ったり、間違えたり、ストレスを感じたりすることなく使用できる度合いを表す概念である。
*2 ベンダとは、売る人、売り手、売り主、販売者、販売店などの意味を持つ英単語。製品やサービスを利用者に販売する事業者のことを意味する。IT分野では販売する製品の種類などを冠して「ハードウェアベンダ」「OSベンダ」「システムベンダ」のように「○○ベンダ」という造語を形成することが多い。
WFD 誕生
WFC を好むお客様も現在多いですが、90年代の技術は2025年でも使えるのか…となると販売終了や、サポート終了に関係なく新しい技術を好むお客さんが多いかと思います。その上、現在利用している製品に勝る機能となると猶更、製品リプレイスを検討されるお客様も多いでしょう。
また、業界の最前線を行く Kronos 社は競合他社に WFC 抜かれることを見越して WFC を超える新製品 WFD 開発し世界へ売り出したのです。
耳寄り情報
現在、WFC をご利用中のお客様が多いですが、新規購入のお客様はほぼ WFD を選定されています。
WFD は Cloud (クラウド)製品となり、WFC と技術面では異なりますが、構築時の設定方法等は似ているため、WFC から WFD への移行は可能です。
WFD 製品特徴
WFD では、新たに AI 機能が搭載され売上予測なども可能となっております。
製品構成
・サブスクリプション*3 モデル
・モバイル対応(アプリ、Web利用可)
・In Touch DX time Clock*4 対応
・In Touch 9100 Clock*5 対応
・AI 機能搭載
*3 サブスクリプションとは、予約購読、購読料、会費、寄付(金)、出資(金)、応募、申込、加入、署名、承諾などの意味を持つ英単語。雑誌などの定期購読といった意味があり、ITの分野では会員制のサービスへの加入や、定額制のコンテンツ配信サービス、定期的に利用権を更新するソフトウェアの販売方式などを指すことが多い。
*4 *5 clockとは、Kronos 社 打刻機
製品構成
項目 | WFC | WFD |
モデル | オンプレミス&クラウド | クラウドのみ |
インターフェース技術 | WIM | Boomi |
Cloud(クラウド) 環境 | Windows / Unix | Google Cloud |
モバイル対応 | アプリ | アプリ & Web |
技術 | HTML*6 | Web 2.0*7 |
アドオン開発*8 | 不可能 | 可能 |
*6 HTMLとは、Webページを記述するためのマークアップ言語。文書の論理構造や表示の仕方などを記述することができる。W3Cによって標準化が行われており、大半のWebブラウザは標準でHTML文書の解釈・表示が行える。
*7 Web 2.0とは、普及初期のWebにはない新しい技術や仕組み、発想に基づいたWebサイトやWebサービスなどの総称。2005年に提唱された語で、1990年代半ば頃から普及・発展してきた従来型Webサイトの延長ではない新しいタイプのWebをソフトウェアのバージョンアップになぞらえて「2.0」と表現した。
*8 アドオンとは、追加の(もの)、付け足し(たもの)、付加した(もの)、付属の(もの)、加算の(もの)などの意味を持つ英語表現。ITの分野では、ソフトウェアに追加される拡張機能のことをアドオンということが多い。
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